ECHO(1) ユーザーコマンド ECHO(1)
書
echo [SHORT-OPTION]... [STRING]...
echo LONG-OPTION
説
STRING を標準出力に出力する
-n 最後に改行を出力しない
-e バックスラッシュによるエスケープを解釈する
-E バックスラッシュによるエスケープを解釈しない (デフォルト)
--help この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する
-e が有効な場合、以下のシーケンスが解釈されます。
\\ バックスラッシュ
\a 警告 (BEL)
\b バックスペース
\c 以降を出力しない
\e エスケープ
\f フォームフィード
\n 改行
\r キャリッジリターン
\t 水平タブ
\v 垂直タブ
\0NNN 8 進数の数値 NNN (1 から 3 個の数字)
\xHH 16 進数の数値 HH (1 または 2 個の数字)
注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして echo を持っている場合
があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの
文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> echo
の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/echo> にあります。 ローカルでは info
'(coreutils) echo invocation' で参照できます。
作
作者 Brian Fox および Chet Ramey。
著
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY,
to the extent permitted by law.
関
echo の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および echo
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info echo
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
GNU coreutils 2016年2月 ECHO(1)