CALIBRE-DEBUG(1) calibre CALIBRE-DEBUG(1)
NAME
calibre-debug - calibre-debug
calibre-debug [options]
Calibre デバッグ用に有用なコマンドラインインタフェイス。
オプションなしで実行すると内蔵のPythonインタプリタを起動します。 ここからCali‐
breのGUI、ビューア、エディタをデバッグモードで起動できます。
また、フォントのサブセットや電子書籍の差分比較ツールなど、コマンドラインツールにない
ちょっとしたインターフェイスが含まれています。
スタンドアロンスクリプトを実行するには、calibre-debug を使用します。使い方はこちら:
calibre-debug myscript.py -- --option1 --option2 file1 file2 ...
”--” の後に付けるとスクリプトに渡します。
スペースを含む引数を calibre-debug
に渡す場合には、クォーテーションマークでくくってください。例: "/some path/with spaces"
[オ
--add-simple-plugin
プラグインのコードを含むpyファイルのpathを指定し、単純なプラグイン(単一の.pyファイルのみで構成されるプラグイン)を追加
--command, -c
Pythonコードを実行
--debug-device-driver, -d
デバイス認識をデバッグ
--default-programs
Windows の既定のプログラムに登録/登録解除 --default-programs = (register|unregis‐
ter)
--diff 差分ツールを実行。例: calibre-debug --diff file1 file2
--edit-book, -t
書籍編集ツールをデバッグモードで起動
--exec-file, -e
ファイル中のPythonコードを実行
--explode-book, -x
指定されたディレクトリに本を分解。 使用例: -x file.epub output_dir
本をHTMLファイルと書誌情報のまとまりとしてエクスポートし、標準的なHTML編集ツールで編集できるようにします。EPUB,
AZW3, HTMLZ, DOCX に利用可能です。
--export-all-calibre-data
すべてのデータ(本・設定・プラグイン)をエクスポート
--gui, -g
GUIをデバッグモードで実行。デバッグの出力はstdoutとstderrに出力されます。
--gui-debug
デバッグコンソールでGUIを実行し、指定されたpathにログを記録。内部での使用に限定し、GUIをデバッグモードで実行するには
-g オプションを使用してください。
--help, -h
このヘルプメッセージを表示して終了
--implode-book, -i
分解された本を連結。 使用例: -i output_dir file.epub :option:
`
--explode-book`により分割されたファイルの置かれた output_dir
を読み込んで連結し、本にします。必ず分割したときと同じファイルタイプを指定してください。
--import-calibre-data
以前エクスポートしたデータをインポート
--inspect-mobi, -m
指定されたパスのMOBIファイルを検査
--paths
Calibreの環境設定に必要なpathを出力
--reinitialize-db
指定されたpathのsqliteのCali‐
breデータベースを再初期化。破損したデータベースを復旧したいときに有用です。
--run-plugin, -r
コマンドラインインタフェースを提供するプラグインを実行。例: calibre-debug -r "Add
Books" -- file1 --option1 --
以降にあるものは、すべてプラグインに引数として渡されます。
--shutdown-running-calibre, -s
実行中のCalibreをシャットダウン。注意:
ジョブが動作中であっても警告なしに終了するため、注意して実行してください。
--subset-font, -f
指定されたフォントをサブセット化。このオプションの後に "--"
をつけるとフォント・サブセットプログラムにオプションを渡します。
--test-build
ビルド中にバイナリーモジュールをテスト
--version
プログラムのバージョン番号を表示して終了
--viewer, -w
電子書籍ビューアをデバッグモードで実行
3.21.0 4月 06, 2018 CALIBRE-DEBUG(1)