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CATOPEN(3) - Linux manual

メッセージカタログのオープン/クローズ.

2014-08-19
CATOPEN(3) Linux Programmer's Manual CATOPEN(3)

catopen, catclose - メッセージカタログのオープン/クローズ

#include <nl_types.h> nl_catd catopen(const char *name, int flag); int catclose(nl_catd catalog);

関数 catopen() はメッセージカタログをオープンし、カタログディスクリプターを返す。 このディスクリプターは catclose() または execve(2) が呼び出されるまで有効である。 カタログディスクリプターを実装するために ファイルディスクリプターを使用すると、 FD_CLOEXEC フラグが設定される。 引き数 name はオープンするメッセージカタログの名前を指定する。 name が絶対パスで指定されている場合 (すなわち '/' を含んでいる場合)、 name はメッセージカタログへのパス名である。 それ以外の場合、環境変数 NLSPATH が name とともに使用され %N を置き換える (locale(7) 参照)。 プロセスが root 権限を持っているときに NLSPATH が使われるかどうかは指定されていない。 NLSPATH 環境変数が存在しないか、 NLSPATH で指定されたパスの中の どのパスにおいてもメッセージカタログをオープンできない場合、 実装で定義されているパスが使われる。 後者のデフォルトパスは、 flag 引き数が NL_CAT_LOCALE の場合には LC_MESSAGES のロケール設定に依存し、 flag 引き数が 0 の場合には LANG 環境変数に依存する。 ロケールの LC_MESSAGES を変更すると、 オープンされているカタログディスクリプターが無効になるかもしれない。 catopen() の flag 引き数は、使用される言語のソースを示すために使われる。 NL_CAT_LOCALE に設定されると、 LC_MESSAGES の現在のロケール設定が使われる。 それ以外の場合は LANG 環境変数が使われる。 関数 catclose() は catalog で指定されたメッセージカタログをクローズする。 これは、以降の catalog で指定されるメッセージカタログへの全ての参照を無効にする。

関数 catopen() が成功すると、 nl_catd 型のメッセージカタログディスクリプターを返す。 失敗した場合は (nl_catdv) -1 を返し、 errno を設定してエラーを示す。 ここで起こり得るエラーの値には、 open(2) の呼び出しの際に起こり得る全てのエラーの値が含まれる。 関数 catclose() は、成功した場合 0 を、失敗した場合 -1 を返す。

LC_MESSAGES LC_MESSAGES ロケール設定のソースになることも可能なので、 flag が NL_CAT_LOCALE に設定されている場合は、使用する言語を決定するのに使われる。 LANG flag が 0 の場合、使用する言語を決定する。

POSIX.1-2001.

以上は POSIX.1-2001 における説明である。 glibc では NL_CAT_LOCALE の値は 1 である。 デフォルトのパスは場合によって様々であるが、通常は /usr/share/locale 以下のファイルが調べられる。

catgets(3), setlocale(3)

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
GNU 2014-08-19 CATOPEN(3)
catopen(3).txt (日本語 / Japanese)
Index English version of catopen(3)
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