CRIBBAGE(6) Games Manual CRIBBAGE(6)
書
/usr/games/cribbage [ -req ] name ...
解
cribbage は、一方をプログラムが担当し他方をユーザが担当する形式で、
カードゲームのクリベッジをプレイします。
始めに、プログラムはユーザにゲームのルールが必要か尋ねます。- 必要と答えたなら、 According
to Hoyle から適切な節を more (I) で表示します。
cribbage オプションには次のものがあります:
-e プレイヤが自分の手札やクリブの得点化を間違えた時、正しい得点の
説明を教えます。(これは特に始めたてのプレイヤに便利です。)
-q すべてのメッセージを短い形式で表示します。- これはこのオプションを
指定せずにゲームをプレイしてきたユーザにのみお薦めします。
-r プレイヤにカード束をカットするよう求めるのではなく、
プログラムがランダムにカード束をカットします。
cribbage はまず、プレイヤに短いゲーム (“ 1 周 ” すなわち 61 まで) と長い ゲーム (“ 2 周 ”
すなわち 121 まで) のどちらをプレイしたいか 尋ねます。`s'
と答えると短いゲームになります。その他の応答は何でも 長いゲームをプレイします。
最初のゲーム開始時に、最初のクリブを誰が取るかを
決めるために、カード束をカットするようプレイヤに求めます。ユーザは
カード束の何枚下のカードをカットするかを示す 0 から 51 の間の数字を
答えなければいけません。よりランクの低いカードをカットしたプレイヤが
最初のクリブを取ります。1 回以上ゲームをプレイすると、前回の
ゲームの敗者が今回のゲームの始めのクリブを取ります。
手札を配るごとに、プログラムはまずプレイヤの手札と誰のクリブであるかを
表示し、それからクリブへ 2 枚のカードを捨てるようプレイヤに求めます。 カードは 1 行につき
1 枚ずつ、後で説明するようにして指定します。
カードを捨てた後、(プレイヤのクリブなら) プログラムがカード束を
カットするか、(プログラムのクリブなら) プレイヤにカード束をカットするよう 求めます。
後者の場合、適切な応答は残りの 40 枚のカードから何枚下のカードをカットするかを 示す 0 から
39 の数字です。
カード束をカットした後、子 (クリブを持たないほう) が最初のカードを
出してプレイが始まります。カードすべてが使われるまで、クリベッジの
ルールに従い、プレイは続きます。プログラムは、全ポイントの得点化と、
テーブル上のカードの合計に、絶えず注意を払います。
プレイが終わると手札が得点化されます。プログラムは適切なカード
(それに角括弧で囲んだ、カットしたカード) を表示して、プレイヤに自分の 手札
(もしプレイヤのクリブならそれも) を得点化するよう求めます。
プレイはどちらかのプレイヤがゲーム限界点 (61 か 121) に達するまで 続きます。
数字入力が求められている時の復帰文字は、最も低い正当な値を
タイプすることと同じになります。例えば、カード束をカットする時には
一番上のカードを選ぶことと同じです。
カードはランクにスーツを続けて指定します。ランクは、 `a', `2', `3', `4', `5', `6', `7',
`8', `9', `t', `j', `q', `k' あるいは、“ace”, “two”, “three”, “four”, “five”, “six”,
“seven”, “eight”, “nine”, “ten”, “jack”, “queen”, “king” のいずれかで指定できます。
スーツは、`s', `h', `d', `c' あるいは、 “spades”, “hearts”, “diamonds”, “clubs”
のいずれかで指定できます。 カードは <rank> “ ” <suit> あるいは <rank> “ of ” <suit>
のように指定できます。 ランクとスーツの 1
文字指定を用いる場合、スーツとランクを分けるスペースは
省けます。また、希望のランクのカードは 1 枚だけプレイ可能なら、ランクの
入力だけで充分です。例えば、手札が “2H, 4D, 5C, 6H, JC, KD” で
ダイアモンドのキングを捨てたければ、次のいずれの入力でも可能です。 “k”, “king”, “kd”, “k
d”, “k of d”, “king d”, “king of d”, “k diamonds”, “k of diamonds”, “king diamonds”, “king
of diamonds”
作
Earl T. Cohen が論理を書きました。 Ken Arnold が画面指向のインタフェースを追加しました。
4th Berkeley Distribution May 31, 1993 CRIBBAGE(6)