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DH_MOVEFILES(1) - Linux manual

Debian/tmp からサブパッケージへファイルを移動する.

2018-05-10
DH_MOVEFILES(1) Debhelper DH_MOVEFILES(1)

dh_movefiles - debian/tmp からサブパッケージへファイルを移動する

dh_movefiles [debhelper オプション] [--sourcedir=ディレクトリ] [-Xitem] [ファイル ...]

dh_movefiles は、debian/tmp ディレクトリや他のディレクトリから、別のパッケージビルドディレクトリへファイルを移動する役割を持つ debhelper プログラムです。これはパッケージしようとするソフトウェアに含まれる Makefileフ ァイルにより、インストールすべき物が debian/tmp へインストールされてしまうような場合に、これらを別々のディレクトリに後から仕分けたいような場合に便利です。 注意:dh_install は dh_movefiles よりもはるかに良いプログラムなので、dh_install を利用することを推奨します。

debian/package.files とあるパッケージへ移動したいファイルを、空白区切りで列挙します。ファイル名は必ず debian/tmp/ からの相対パスで指定しなければなりません。また、ディレクトリ名を指定することもでき、その場合は、ディレクトリをそのまま移動します。

--sourcedir=dir debian/tmp (デフォルトの移動元) からファイルを移動する代わりに、別のディレクトリからファイルを移動するように指定します。なお、移動元ディレクトリにある全ファイルを移動する為、--sourcedir=/ のような指定は、非常に危険です。こういった間違いを防ぐ為、移動元ディレクトリは相対パスしか受け付けないようにしてあります。つまり、'/' で始まるディレクトリ指定は出来ません。 -Xitem, --exclude=item item をファイル名のどこかに含むファイルはインストール候補から除外します。 file ... 移動すべきファイルを列挙したファイルです。列挙されているファイルは debian/tmp/ からの相対パスである必要があります。ディレクトリ名を列挙することも出来、その場合は、各ディレクトリ全体を移動します。なお、-p、-i、-a を使って dh_movefiles にどのサブパッケージに移動すべきかを指定していない場合エラーが報告されます。

デフォルト debian/tmp からファイルを移動するという事になっています (もし debhelper が互換性レベル v1 以上で利用したとしても、debian/tmp 以外は利用されません)。この背景として、ビルドされたパッケージは debian/tmp に一旦インストールし、後で dh_movefiles コマンドにより debian/tmp から移動するという考え方があります。なお移動されなかったファイルやディレクトリは無視され、後に dh_clean によって消去されることとなります。

debhelper(7) このプログラムは debhelper の一部です。

Joey Hess <@debian.org>
11.1.6ubuntu2 2018-05-10 DH_MOVEFILES(1)
dh_movefiles(1).txt (日本語 / Japanese)
Index English version of dh_movefiles(1)
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