ENV(1) ユーザーコマンド ENV(1)
名
env - 変更した環境でプログラムを実行する
書
env [OPTION]... [-] [NAME=VALUE]... [COMMAND [ARG]...]
説
環境変数 NAME を VALUE に設定し、 COMMAND を実行します。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
-i, --ignore-environment
環境変数が無い状態で開始する
-0, --null
出力行の区切りとして改行文字ではなく NUL を使用する
-u, --unset=NAME
環境変数から指定した変数を削除する
--help この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する
- だけを指定した場合は -i を指定したことになります。 COMMAND
が指定されなければ最終的な環境変数を表示します。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> env
の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/env> にあります。 ローカルでは info
'(coreutils) env invocation' で参照できます。
作
作者 Richard Mlynarik および David MacKenzie。
著
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY,
to the extent permitted by law.
関
env の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および env
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info env
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
GNU coreutils 2016年2月 ENV(1)