FMT(1) ユーザーコマンド FMT(1)
書
fmt [-WIDTH] [OPTION]... [FILE]...
説
FILE 内の各段落を再整形して標準出力に出力します。オプション -WIDTH は --width=DIGITS
の省略形です。
ファイルの指定がなかったり、 - であった場合, 標準入力から読み込みます。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
-c, --crown-margin
先頭 2 行のインデントを保護する
-p, --prefix=STRING
STRING で始まる行のみ再整形する。 再整形した行には先頭に STRING をつける
-s, --split-only
長い行を分割する。ただしインデントは行わない
-t, --tagged-paragraph
1 行目と 2 行目以降でインデント量を変える
-u, --uniform-spacing
単語の間には 1つ, 文の間には 2 つの空白を置く
-w, --width=NUMBER
最大行幅 (標準 75 文字) を指定
-g, --goal=WIDTH
目標幅 (goal width; デフォルトは width の 93%)
--help この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> fmt
の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/fmt> にあります。 ローカルでは info
'(coreutils) fmt invocation' で参照できます。
著
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY,
to the extent permitted by law.
関
fmt の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および fmt
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info fmt
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
GNU coreutils 2016年2月 FMT(1)