FSEEKO(3) Linux Programmer's Manual FSEEKO(3)
名
fseeko, ftello - ファイル位置を探す/報告する
書
#include <stdio.h>
int fseeko(FILE *stream, off_t offset, int whence);
off_t ftello(FILE *stream);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
fseeko(), ftello():
_FILE_OFFSET_BITS == 64 || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L || _XOPEN_SOURCE >= 600
(廃止予定のマクロ _LARGEFILE_SOURCE を指定しても動作する)
説
fseeko() 関数および ftello() 関数は、 それぞれ fseek(3) および ftell(3)
と同一の機能を持つ (fseek(3) を見よ) が、ただし fseeko() 関数の offset 引数と ftello()
の返り値が、 long ではなく off_t になっている。
いくつかのアーキテクチャーでは、 off_t と long の両方が 32 ビット型だが、
(「どの」ヘッダーファイルをインクルードするよりも前に) _FILE_OFFSET_BITS を値 64
で定義すると、 off_t が 64 ビット型になる。
返
成功した場合、 fseeko() は 0 を、 ftello() は現在のオフセットを返す。 失敗した場合、-1
を返し、 errno にエラーを示す値をセットする。
バ
これらの関数はバージョン 2.1 以降の glibc で利用可能である。
注
これらの関数は System-V 風のシステムに存在する。
こ
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。
2014-10-02 FSEEKO(3)