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FTOK(3) - Linux manual

パス名とプロジェクト識別子を System V IPC キーに変換する.

2014-08-19
FTOK(3) Linux Programmer's Manual FTOK(3)

ftok - パス名とプロジェクト識別子を System V IPC キーに変換する

#include <sys/types.h> #include <sys/ipc.h> key_t ftok(const char *pathname, int proj_id);

ftok() 関数は pathname で与えられたファイル (存在し、アクセス可能でなければならない) のファイル名の識別情報 (identity) と、 proj_id (0 であってはならない) の低位 8 ビットとを用いて、 key_t 型の System V IPC キーを生成する。 このキーは msgget(2), semget(2), shmget(2) などでの利用に適している。 同じファイルを示すあらゆるパス名と、同じ proj_id に対しては、結果の値は等しくなる。 ファイルが違ったり (この場合両者は同時に存在しているはず)、 proj_id が異なると、返り値も異なる。

成功した場合は生成された key_t の値が返される。 失敗すると -1 が返され、エラーの内容が errno に書き込まれる。この内容はシステムコール stat(2) のものと同じである。

マ ftok() 関数はスレッドセーフである。

POSIX.1-2001.

いくつかの古いシステムでは、プロトタイプは以下のようになっていた。 key_t ftok(char *pathname, char proj_id); 現在では proj_id は int だが、依然として 8 ビットしか用いられない。 通常は ASCII キャラクターが proj_id に用いられる。 proj_id が 0 のときの振る舞いが未定義になっているのは、これが理由である。 もちろん key_t が他と重ならないものであるかどうかは保証されない。 最善の場合の組み合わせを考えても、 proj_id の 1 バイト、i ノード番号の低位 16 ビット、および デバイス番号の低位 8 ビットなので、結果は 32 ビットに過ぎない。 例えば /dev/hda1 と /dev/sda1 それぞれにあるファイルに対して、衝突は容易に起こりうる。

msgget(2), semget(2), shmget(2), stat(2), svipc(7)

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
GNU 2014-08-19 FTOK(3)
ftok(3).txt (日本語 / Japanese)
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