SIMPLE SOLUTIONS

GETGRENT(3) - Linux manual

グループファイルエントリーの取得.

2014-10-02
GETGRENT(3) Linux Programmer's Manual GETGRENT(3)

getgrent, setgrent, endgrent - グループファイルエントリーの取得

#include <sys/types.h> #include <grp.h> struct group *getgrent(void); void setgrent(void); void endgrent(void); glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照): setgrent(): _SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 || _XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED || /* Since glibc 2.12: */ _POSIX_C_SOURCE >= 200809L getgrent(), endgrent(): _SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 || _XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED

getgrent() 関数は、グループデータベースから取得したエントリーを 要素毎に分解し、各要素を格納した構造体へのポインターを返す (グループデータベースの例: ローカルのグループファイル /etc/group, NIS, LDAP)。 getgrent() は、最初に呼び出された時は最初のエントリーを返し、 それ以降は呼び出される毎に次のエントリーを返す。 setgrent() 関数を使うと、もう一度読み込めるように、 グループデータベースの先頭に戻る。 endgrent() 関数は、全ての処理が終わった後にグループ データベースをクローズする。 group 構造体は <grp.h> で以下のように定義されている: struct group { char *gr_name; /* グループ名 */ char *gr_passwd; /* グループのパスワード */ gid_t gr_gid; /* グループ ID */ char **gr_mem; /* グループのメンバ名へのポインター の配列 (配列はヌルで終端する) */ }; この構造体のフィールドの詳細は group(5) を参照のこと。

getgrent() 関数は group 構造体へのポインターを返す。 これ以上エントリーが無いか、エラーが発生した場合は NULL を返す。 エラーが発生すると、 errno が適切に設定される。 この関数の呼び出し後に errno をチェックしたい場合は、呼び出し前に errno を 0 に設定しておかないといけない。 返り値は静的な領域を指しており、その後の getgrent(), getgrgid(3), getgrnam(3) の呼び出しで上書きされるかもしれない。 (返されたポインターを free(3) に渡さないこと。)

EAGAIN サービスが一時的に利用できなかったこと。あとでもう一度試してほしい。 NSS バックエンドの場合、glibc では、バックエンドとの通信中に一時的なエラーが発生したことを示す。 このエラーは直るかもしれないので、あとでもう一度試すよう提案している。 EINTR シグナルが捕捉された。 EIO I/O エラー。 EMFILE 呼び出したプロセスが既にファイルをオープンし過ぎている。 ENFILE システム上にオープンされたファイルが多過ぎる。 ENOENT 必要な入力ファイルが見つからなかった。 NSS バックエンドの場合、glibc では、このエラーはバックエンドが正しく設定されていないことを示す。 ENOMEM group 構造体を割り当てるためのメモリーが不十分。 ERANGE 与えられたバッファー空間が不十分である。

/etc/group ローカルのグループデータベースファイル

マ getgrent() 関数はスレッドセーフではない。 関数 setgrent() と endgrent() はスレッドセーフである。

SVr4, 4.3BSD, POSIX.1-2001.

fgetgrent(3), getgrent_r(3), getgrgid(3), getgrnam(3) getgrouplist(3), putgrent(3), group(5)

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2014-10-02 GETGRENT(3)
getgrent(3).txt (日本語 / Japanese)
Index English version of getgrent(3)
Go top