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GETPWENT(3) - Linux manual

パスワードファイルのエントリーの取得.

2013-06-21
GETPWENT(3) Linux Programmer's Manual GETPWENT(3)

getpwent, setpwent, endpwent - パスワードファイルのエントリーの取得

#include <sys/types.h> #include <pwd.h> struct passwd *getpwent(void); void setpwent(void); void endpwent(void); glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照): getpwent(), setpwent(), endpwent(): _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 || _XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED

getpwent() 関数は、パスワードデータベースから取得したエントリーを 要素毎に分解し、各要素を格納した構造体へのポインターを返す (パスワードデータベースの例: ローカルのパスワードファイル /etc/passwd, NIS, LDAP)。 getpwent() は、最初に呼び出された時は最初のエントリーを返し、それ以降は 呼び出される毎に次のエントリーを返す。 setpwent() 関数を使うと、パスワードデータベースの先頭に戻る。 endpwent() 関数は、全ての処理が終わった後にパスワード データベースをクローズする。 passwd 構造体は、<pwd.h> で以下のように定義されている: struct passwd { char *pw_name; /* ユーザー名 */ char *pw_passwd; /* ユーザーのパスワード */ uid_t pw_uid; /* ユーザー ID */ gid_t pw_gid; /* グループ ID */ char *pw_gecos; /* ユーザー情報 */ char *pw_dir; /* ホームディレクトリ */ char *pw_shell; /* シェルプログラム */ }; この構造体のフィールドの詳細は passwd(5) を参照のこと。

getpwent() 関数は passwd 構造体へのポインターを返す。 これ以上エントリーが無いか、エラーが発生した場合は NULL を返す。 エラーが発生すると、 errno が適切に設定される。 この関数の呼び出し後に errno をチェックしたい場合は、呼び出し前に errno を 0 に設定しておかないといけない。 返り値は静的な領域を指しており、その後の getpwent(), getpwnam(3), getpwuid(3) の呼び出しで上書きされるかもしれない。 (返されたポインターを free(3) に渡さないこと。)

EINTR シグナルが捕捉された。 EIO I/O エラー。 EMFILE 呼び出し元プロセスがオープンしているファイル数が すでに上限 (OPEN_MAX) であった。 ENFILE システムでオープンされているファイル数がすでに上限であった。 ENOMEM passwd 構造体に割り当てるメモリーが十分なかった。 ERANGE 与えられたバッファー空間が不十分である。

/etc/passwd ローカルのパスワードデータベースファイル

マ getpwent() 関数はスレッドセーフではない。 関数 setpwent() と endpwent() はスレッドセーフである。

SVr4, 4.3BSD, POSIX.1-2001. pw_gecos フィールドは POSIX では規定されていないが、 ほとんどの実装に存在する。

fgetpwent(3), getpw(3), getpwent_r(3), getpwnam(3), getpwuid(3), putpwent(3), passwd(5)

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
GNU 2013-06-21 GETPWENT(3)
getpwent(3).txt (日本語 / Japanese)
Index English version of getpwent(3)
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