GETUID(2) Linux Programmer's Manual GETUID(2)
名
getuid, geteuid - ユーザー ID を得る
書
#include <unistd.h>
#include <sys/types.h>
uid_t getuid(void);
uid_t geteuid(void);
説
getuid() は呼び出し元のプロセスの実ユーザー ID を返す。
geteuid() は呼び出し元のプロセスの実効ユーザー ID を返す。
注
歴
UNIX V6 では getuid() コールは (euid << 8) + uid を返していた。 UNIX V7 では getuid() と
geteuid() という別々のコールが導入された。
元々の Linux の getuid() と geteuid() システムコールは 16 ビットのグループ ID
だけに対応していた。 その後、Linux 2.4 で、32 ビットの ID に対応した getuid32() と
geteuid32() が追加された。 glibc の getuid() と geteuid() のラッパー関数は
カーネルバージョンによるこの違いを吸収している。
こ
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。
Linux 2010-11-22 GETUID(2)