HEAD(1) ユーザーコマンド HEAD(1)
書
head [オプション]... [ファイル]...
説
各 FILE の先頭 10 行を標準出力に出力します。 FILE が 2 個以上指定された場合は
ヘッダーとしてファイル名が内容の前に出力されます。
ファイルの指定がなかったり、 - であった場合, 標準入力から読み込みます。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
-c, --bytes=[-]NUM
各ファイルの先頭 NUM バイトを表示する。前に '-' がある場合、 各ファイルの最後の NUM
バイトを除いた全てを表示する
-n, --lines=[-]NUM
先頭 10 行の代わりに各ファイルの先頭 NUM 行を表示する。 前に'-'
がある場合、各ファイルの最後の NUM 行を除いた 全てを表示する
-q, --quiet, --silent
ファイル毎のヘッダー出力を行わない
-v, --verbose
常にファイル毎のヘッダー出力を行う
-z, --zero-terminated
行の区切りを改行でなく NUL にする
--help この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する
K には以下の倍数接尾子を続けることができます: b =512、kB =1000、K =1024、MB =1000*1000、M
=1024*1024 GB =1000*1000*1000、G =1024*1024*1024、および T、P、E、Z、Y などです。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> head
の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/head> にあります。 ローカルでは info
'(coreutils) head invocation' で参照できます。
作
作者 David MacKenzie および Jim Meyering。
著
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or
later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY,
to the extent permitted by law.
関
head の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および head
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info head
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
GNU coreutils 2016年2月 HEAD(1)